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東晉南朝における傳統の創造

  • 저자戶川貴行

    출판

  • 작성자관리자

    작성일2026-03-12 16:41:01

    조회수20

책소개


【序章】より(抜粋)

中国の歴史が漢族と北方の騎馬遊牧民との様々な交渉、抗争の展開であったことは周知の事柄であろう。

 そうした交渉、抗争は極めて古くから存在するが、とくに四世紀以降になると、北方の騎馬遊牧民が強力な騎馬軍によって中原を支配するといった現象が見られるようになる。その結果、漢族は避難先の江南で亡命政権を樹立した。三一八年に成立した東晉、続く宋、斉、梁、陳(以下、南朝とよぶ)はそうした漢族による政権である。東晉南朝史の研究には、歴史学の立場からみたとき主として二つの研究方法が存在する。その一つは貴族制に関する研究であり、貴族の大土地所有、婚姻関係、彼らが累世官僚となる官吏登用法(九品官人法)、貴族とその社会的基盤とされる宗族、郷党の関係など、様々な視角から行われた。ただし、こうした研究にも問題点があるように思われる。他方、貴族制はこの時代のすべての現象に関係するものでなく、「貴族制以外に存在する多くの貴族制と無関係な制度や存在と並存するような一制度にすぎない」という考え方も存在する。これが研究方法の二である。しかし、右の視角にも問題がないわけではない。なぜなら貴族制以外の制度や存在が相互に関連せずただ雑多に並存するだけでは、この時代を特徴づける新たな研究は生まれないと考えられるからである。では、こうした研究方法上の問題を克服するためには、その他に如何なる方法が考えられるであろうか。その問いに対する解答の一つとして、筆者は本書において僑民の土着化という点に注目した。東晉は華北からの避難民によって樹立されたが、こうした避難民は僑民と呼ばれている。

 彼らは当初、中原の制度・思想により江南を支配したが、そうした制度・思想は彼らの江南への土着化につれ変化して行く。その結果、僑民の二世、三世の中には祖先の故郷である中原ではなく、自らが生まれ育った江南に親近感を覚える者が生じるようになる。とすれば、このような僑民の土着化とともに、中原ではなく江南に立脚した制度・思想の出現も想定されるであろう。

 本書はかかる問題を軍事体制、天下観といった視角から考察しようとするものである。より具体的に述べれば、東晉王朝の軍事体制、天下観はともに中原の重視という点で僑民の存在と深く関わっていたが、それが土着化とともに如何に変化するのかを明らかにし得れば、右の問題の解明につながるであろう。以下ではこうした問題意識の下、①東晉南朝における軍事体制は如何なるものであり、それはどのように変化したのか、②中原恢復の可能性が低下していくなかで、王朝の天下観には如何なる変化があったのか追求する。伝統文化が中原恢復という軍事目標を掲げた東晉ではほぼ喪失、忘却されたという、これまでになかった新たな視点から再検討し、それが僑民の土着化、ひいては建康を天下の中心とする考えとともにどのようにして再構築され、南朝をへて後に中国を再統一する隋唐に影響を与えたのかについて論じる。

 本書は、かかる軍事体制と天下観の関係如何といった問題を考察し、もって中国古代における伝統の創造が如何になされたのかについてその一端を解明せんとするものである。

 

저자소개  

 - 저자 : 戶川貴行

  

출판일

2015년 3월 26일