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正倉院文書の一研究-奈良時代の公文と書状-
저자黒田洋子 著
출판汲古書院
작성자관리자
작성일2024-12-16 15:43:30
조회수13
책소개
本書は、奈良時代の律令文書行政において、官人が伝達手段として用いた、公文と書状という二つの枠組みから正倉院文書の構造的特質を明らかにした。両者は、異なる淵源に端を発するものであったが、両者が相俟って文書行政を支えたのである。第一部においては、帳簿や公文の整理から社会の諸様相を明らかにし、第二部においては、書状の整理に基づいて公文と書状の相違の根源を明らかにすることをめざした。また書状の要素の一つでもある書体について考察した。第一部における公文の徹底分析が、第二部における書状の特殊性を発見し分析する契機となった。
近年の正倉院文書研究においては、正倉院文書は写経所に残された文書であるから、写経所文書と呼ぶのが正しいと提唱され、個別写経ごとの帳簿研究に重点が置かれている。すなわち現在の正倉院文書研究においては、写経事業ごとの帳簿復原が必須の課題とされているために、写経事業という枠組みからの研究に固執し研究領域を狭めている傾向がある。(中略)本書では、あえて個別写経毎の復元研究や写経事業という枠組みの中でのみ帰納していく正倉院文書の解明を避け、別の観点から正倉院文書を分類・解明していく方法を選択した。公文と書状という、二つの枠組みから解明していく方法である。(中略)そこで第一部では公文を対象とし、第二部では書状を対象とした研究をまとめた。この対峙する二つの伝達手段の特質をそれぞれ詳細に考察することによって、正倉院文書全体の構造的特質の解明を目指した。特に第二部においては書状の要素のうち、書に着目した研究を行い、両者を巧みに操って律令文書行政を支えた律令官人の属文能力を解明することを目指した。
저자소개
- 저자 : 黒田洋子 著
출판일
2022년 2월 17일
자료소장형태
단행본